女性経営者特有の悩みや苦労はある?

日本は先進国のなかでも特に女性リーダーが少ない国です。海外ではクォーター制といって国会議員や役員の比率を一定以上にする制度がありますが、日本は遅れています。女性社長の比率を見ても2018年の調査で12.5%(約37万人)とかなり少ない数値です。政府は女性が輝ける社会の実現を目指していますが、それにはまだまだかかりそうです。さて、そんな日本の経済や社会状況では女性経営者ならではの悩みが存在します。どんな悩みや苦労があるのでしょうか。

そもそもなぜ、女性経営者は少ないのでしょう。それには女性に対する偏見が関係しています。男性の少なくない数が女性のリーダーを認めません。女性の下で働くことはまっぴらだと感じている男性が多いでしょう。これには、これまで日本社会が培ってきた男尊女卑の社会が関係しています。男性のなかには、いやいや今は女性にも権利が認められており、むしろ女性を優遇していることも多いではないかと思うかもしれません。しかし、女性が社会の中枢には行けていない事実が数字とデータによって証明されています。男尊女卑の考え方は社会に根強く残っており、それは女性経営者にも向けられています。

男性が社長をするのに対して、女性が社長をするのは難しいと言われることは、これが理由です。女性経営者が誕生すると嫉妬や侮りなど、ネガティブな反応が様々に見られます。そのため、社長になってから人心掌握に苦労する傾向があります。せっかくリーダーになる資質を持っている人も経営者になることを躊躇うケースがあり、比率はなかなか高くなりません。

社長業は孤独だと言いますが、男性の場合は同性の社長と繋がることで悩みを共有し、コミュニティを形成します。しかし、女性経営者は数が少ないので、同じ悩みを抱えている女性経営者と連帯することが難しいです。より孤独になってしまう可能性があります。

家庭を持っている人は育児や家事の問題もあります。パートナーが協力的ならいいですが、経営と育児の両立は難しく、最悪の場合はどちらかを諦めなければなりません。さらに業務は多忙を極め、睡眠時間は十分には取れないでしょう。ストレスも尋常ではないため、その負担は美容にも現れます。肌荒れや体調不良は多くなりますが、女性経営者は身なりをきちんとしなければなりません。時間がないなかでも化粧や服装に気を使わなければならない点も特有の悩みと言えます。こうした女性だけに負担を強いる社会は変わっていくべきですが、現在はまだ変わっている途中になるため対応が求められています。

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